勉強会の報告がすっかり遅くなってしまいました
お気付きの方もおられるとは思いますが
事情によりホームページのデザインが変わりました
それに伴う修正をしたことで、
すっかり勉強会の報告をしたつもりになっていました。。。
21回目の勉強会では
「抱っこ」について具体的な技術指導をどうするかという検討を行いました
具体的な指導ということで、手持ちの文献を漁りました
参加者の共通する思いは
より具体的に
でも
写真で残せるような「特定の形」を提唱したいわけではないのです
(なぜなのかは、指導書の中できっちり述べていますので
公開したら読んでくださいね〜〜)
実際に指導していること、その意図をそれぞれに出し合いながら
ディスカッションをしているうちに
とてもステキな法則に気がつきました!
いやぁ、この瞬間、気分は
「産まれた〜〜」「発見した〜〜」と
ものすごく爽快でした!!
そして、「抱っこ」の指導書内容の初版内容は完成しました〜〜
あとは書面でどう見せていくかの検討です
また、それをより有効活用しやすいために
指導するときのカルテもあれば利用しやすいよねという話になり
それは宿題として次回以降に検討することとなりました
その後
この初版内容から見えてくる
助産師が行う保健/育児指導の共通項目の検討に入りました
次回は2016年12月22日(木)です
今回の宿題は、
・全員でカルテの項目を考えてくること
そして
・今回のまとめをA5サイズに配置してまとめることをする人と
・指導書に共通して載せようと思う部分の内容を考えてくる人
に別れました
次回の予定テーマは
カルテの作成
指導書をもとにしたママに手渡すパンフレットの作成
の予定をしています
第22回:平成28年12月22日
今年最後の勉強会でした
まず恒例の参加者が先月から受けた講習会の伝達や
実施した講義、指導経験から感じたこと、整理したいことなどを話しました
今回は内容が盛りだくさんだったので、これだけで午前の2時間はあっという間に経過しました
昼ご飯を挟んで
「抱っこ」指導書の先月までの見直し
といっても、これだけで12ページはあるものになってきましたので
内容は濃密です。。。
実際に冊子の形になっているので
机上で展開していた文章や表現が文字で見ると
ニュアンスが違ってみえたり
「見やすさ」を考えると文章が長すぎるなど
形になって初めてみえてくるものがあります
次いで、指導をするのならば記録を残さなければいけません
いわゆるカルテですね。
このカルテも一から作っていったりするのは実は大変なのです
そこで、これも、作成して提供することでより指導をしやすく、かつ、記録に残すことで
振り返ったり、見直したりしやすくなるのではと思っています
日本助産師会が提供している記録をベースに項目の整理をしました
そして、最後におそらくこれからつくっていく指導書に共通するであろうテーマを話し合いました
・提案する保健/育児指導とは
・指導書の特徴
を考え、書きたい項目はぽろぽろ出てくるのですが、文書にするには時間が足りず、
その部分は宿題とすることにしました
次回は2017年1月26日(木)です
今回の宿題は、
・共通項目の文書の整理
これを共通の宿題とし
・今回のまとめをA5サイズに配置してまとめることをする人と
・コラムの作成
に別れました
次回の予定テーマは
ママに配布する「抱っこ」パンフレットの内容検討
の予定をしています
第23回:平成29年1月26日
今年最初の勉強会でした
今、「抱っこ」の指導書を作っていますが、そこで、医学的にも押さえておかないポイントというのが
「先天性股関節脱臼」です。ちょうど、その内容に合致した研修会を受講したメンバーがいたので
その伝達講習を実施するとともに、指導書において先天性股関節脱臼を予防するという視点を
どう表現していくかという最終確認と同意を得ました
そして今日までの指導経験の中で共有したいことや報告などをし合いました
今回は授乳指導についての話題が豊富でしたが、助産師経験15年前後で授乳指導に伴う
知識や技術の質量ともに変化が著しいということが浮かび上がってきた共通の印象でした。
引き続き、「抱っこ」指導書の先月までの見直しです
抱っこの写真をとってきてくださったので
指導書で表現している抱っこの名称と実際のすりあわせをおこないました
早いもので、もうVer.4で15ページを越えるものになってきています
今回はカルテについての意見交換を行いました
自画自賛になりますが、使いやすいカルテのフォーマットになりました!
それだけでなく、カルテがWordをメインに、Excelも使いながら作成したので
そのやり方の説明などもありました
昼ご飯を挟んで
指導書に共通するであろうテーマについて、宿題で各々文章にすることを試みていたので
その意見交換です
どういうことを書くかというのは共通しているのですが
「どこまで書くか」というところで 難しさがあり思ったより難航し
もう一度、今日のディスカッションを踏まえ持ち帰ることにしました
最後に、指導書の完成がほぼみえてきましたので、
セットで作成する一般の方対象のパンフレットのコンセプトについて
話し合いました
最初はパンフレットだけで理解できるものをという線もあったのですが
指導書だけでもすごい分量、一般向けだとさらに、細かく、表現も変えていくとなると、
いろいろ難しいというのが見えてきているので
一般対象パンフレットは
指導書をもとに指導するときに配る「ちょっと詳しいレジュメ」で
かつ、公開前提で作成していこうと決まりました
次回は2017年2月23日(木)です
次回の予定テーマは
ママに配布する「抱っこ」パンフレットの内容検討
の予定をしています
まず、最初は恒例の前回から今回までの研修を受けた人の報告や
講義や講演をした人からの印象や感想などの共有をしました
印象に残ったのは
「私たちのやっていることは、本筋じゃないね・・・」です
研修の内容や受講生の印象から、現在の助産師が(または周産期において)
学生時代や臨床において学ぶ優先順位は
「母子の命を守る方法、命の危機を予防する方法」が一番高く
その内容や範囲の拡大は著しく
育児指導を勉強できる時間や機会は縮小されています
教育や現状への批判というわけや
今の私たちの活動が無駄だというわけではなく
お産が無事に終了し、各種健診を通過した大多数の母子へ指導する方法は
自身の経験や先輩の見よう見まねなどで各自で模索しながら実施し、
経験を積み、母子QOLの向上を願って、祈って研鑽をし、活動しているのだなぁと。
私たちの活動が
そんな母子の指導に関わる助産師の困難やもどかしさが少しでも減って
少しでも「楽」に活動ができる助けになればいいな
そして、その結果「今」よりも楽になる「母」が増えたらいいなと
ポジティブになりました
その後、各種指導/提案に共通することについての検討に入りました
なかなかの名表現が生まれました!
しかし、その後コラムで書かれる内容の検討で壁にぶち当たりました
この冊子を作るにあたり、参加者それぞれが納得できる内容や表現をしようと心がけています
今回はなかなか一致しませんでした
それぞれの表現が間違っているわけでは無いことは理解しながら、それが許容範囲に入らない
そんなとき、この勉強会では
なぜ、その表現を選ぶのか、なぜ許容できないのか、などを相手を非難したり、自分の考えを
通すためではなく、相手を理解しよう、相手が理解できるように表現しようという姿勢で
話し合うことを心がけています
そうすると、今回はこのコラムで届けたい対象が「誰か」ということにずれがあることが理解でき
そこを共有できると、するすると解決していきました
で、ここでほぼタイムアップ
最後は次にやりたいテーマの出し合いでリフレッシュしました
次回は2017年3月30日(木)です
予定テーマは今回手をつけられなかった
ママに配布する「抱っこ」パンフレットの内容検討です
まずは 恒例の前回から今回までの間の報告です
大学との共同研究に参加するメンバーがあり
今後、育児指導とエビデンスを結びつけていくときの
考え方やアプローチの仕方など、新しい視点が盛り込まれる期待ができそうです
前回の宿題で、指導書の体裁について色鉛筆などを使って
より見やすくなることを考えてきた内容を見せ合いました
その中で、今まではWordで作成していくいことを目指していましたが
それとは違った編集ソフトを利用するかどうか検討をしました
編集ソフトを利用すると、Wordでは1ページに「あと、もうちょっとだけ文章を入れたい」
ということや、「あともうちょっとだけ、この画像をずらしたい」ということが
可能となり、より見やすさのレベルを上げることができます
しかし、編集ソフトを利用すると、誰もが手軽に作成していくというハードルがあがり
できる人の負担が偏ってしまうというマイナス点があります
結果としては、今まで通り内容が確定するまではWordを使ってやることにし
最終的には、編集ソフトを利用して行くという方向となりました
指導書の内容が確定したので、全体を見直すことができるようになりました
今回の勉強会のほとんどの時間は、要所要所で表現などのバランスの悪さに気がつき
そこの表現を見直すことを行いました
それだけでなく、ある段階で内容の一部が置き換わっていたり、びっくりするようなことにも
気がつきました。
宿題は
指導書を修正していく人と
パンフレットの内容のたたき台を作る人に分かれました
次回は2017年4月27日(木)です
次回の予定テーマは今回手をつけられなかった
ママに配布する「抱っこ」パンフレットの内容検討
の予定をしています
第26回:平成29年4月27日
やっと、やっと、指導書の内容が確定しました!
まずは誰でも編集できるWordで作成していたものもVer.7まで来ており、
Ver.1に比べたら、雲泥の差のようなできになっています
次は誤字脱字がないことをチェックしていかないといけません
なかなか、大変です。
内容がわかっているから、無意識に脳内補正をして、
間違っていても見落としてしまいます
今回もなかなか出てきてます。。。
しばらくは、この修正にも時間がかかりそうです
そして、指導の時にママ達の手元に配布できるパンフレットの作成に取りかかりました。
A4用紙2枚分と縛りをつけているので、指導書の内容の引き算です
何を残して、何を削るのか
かなり、悩みそうです
一応、内容のポイントは抽出できたのですが、文章だらけになりそう
でも、それでは、目を通してもらうのは難しい。。。
うまくいく“コツ”はキャッチコピーの発見かなぁとは思うけど、
言葉がすぐには浮かばない、
なので、表現は次回までの宿題としました
宿題は
パンフレットの内容を実際に文章化してくることです
次回は2017年5月29日(月)です
主催者側の都合により、第4木曜日から変更しております。ご注意ください
次回の予定テーマは
ママに配布する「抱っこ」パンフレットの文章、レイアウトの検討
の予定をしています
今回から、「だっこ」にまつわる育児指導の時に
ママに配布することを前提としたパンフレットの作成に本格的着手です
当然、指導書との整合性は保たなければなりませんが
大切なのは切っていくこと
でも、誤解があっては意味がないので
表現を
ある時は、平易に
ある時は、言葉を重ね
ある時は、よりキャッチーにと
ボキャブラリーが問われます。。。
普段の指導では、言葉や表現を重ねることで
理解につなげる手法をとっていることが
おそらく多いと思いますので
それを、短くというか、ジャストフィットな表現にするのは
ほんと、厳しいです
その中で、指導書への変更を余儀なくされることも明白になりました
MBコラボではよく「活動」「休息」「栄養」という分類を用います
これは主催であるみやざき氏が提唱し始めた概念です
その概念ですが、わかっていたつもりでしたが、意外とあいまいで
外れではないけど的中でもないということが判明し
その概念をより理解するために質疑応答の時間をたくさんとりました
その結果、指導書「第5章「安楽」を高めるための説明・提案」の内容が
ずいぶん変更され、でも、よりわかりやすくなったという印象です
次回の宿題は今回の変更を踏まえ、パンフレットの文章を考え直してくることと
しています
次回は2017年6月22日(木)です
予定テーマは
ママに配布する「抱っこ」パンフレットの文章、レイアウトの検討
の予定をしています
今回も指導書、パンフレットともに修正、内容検討が主となりました。
まずは指導書の中でまとめの文章に関してディスカッションしました
そうすることで、指導の目標というか指針というものが文章化することができ
より明確にすることができました。
私たちの中では、助産師さん対象の「指導書」と
指導を受ける側対象の「パンフレット」をどのように利用してほしいかというと
パンフレットは指導を受けたときに、手元に渡してほしいと考えています
そこで、当然、指導書とのリンクは必要です。
ただ、そうなると、パンフレットの内容は増える。。。でも、それだと
見る人はどうだろう。。。と
内容の増減を考察する中で、最終的にある内容についてパンフレットでは
ごそっと削ることが採択されました(指導書では残ります)
そこにたどりついたときのすきっと感はとてもいいものでした~
次回は2017年7月20日(木)です
今回も主催者側の都合により、第3木曜日に変更(原則第4木曜日しております
また、今回は場所も主催者の自宅(滋賀県)にて行います
ご注意ください
次回の予定テーマは
ママに配布する「抱っこ」パンフレットの検討
の予定をしています
今回は主催者の自宅で行いました。暑い日々だったので、ちょうどよかったです
まずは、大学院での講義予定があるということで、その予定内容を検討もしました
テーマは「授乳指導」なのですが
テーマは違えど指導書やパンフレットを作成するのに
「指導をする」ということに対して
ずいぶん整理をしてきているので
すっきりとして、かつ、臨床に出てからも広がりを残せる構成にできたかなという印象です
いずれ、「授乳指導」をテーマに作成するときのたたき台にもなるかなぁと思いました
やっと、やっと、「抱っこ」指導書の内容が一言一句確定しました!
作成に関わる全員が、これなら、伝えたいことを、過不足なく、誤解なく伝えられるのではないかという
納得の共有ができるレベルまで到達しました
あとは、手に取ってくださった方が、読みやすい見やすいような画面構成が求められますので、
これは、専門家さんに協力を頼み(もちろん、有料でしていただきます!)
作成の最終段階に入りたいと思います
「抱っこ」パンフレットについても表現のすりあわせが行われました
普段、口語で説明したりお話ししているそのままに文章におこしてしまうと
ものすご~く、余分な表現が入ってしまいます
かといって、余分なことをはぶくとそっけないというか、それはそれでわかりにくい。。。
類語辞書を検索しながら、文章の前後を入れ替えながらと、表現への葛藤は続きます
それでも何とか、とりあえずの形にはたどりつき
次回に実際に紙面の中で表現されたら、どうなるかを見ていきたいと思います
そして、最後に次のテーマについての検討を行いました(やっと!)
やりたいことは多々あります
でも、その中で、より早くに形にしたいものを理由を含めて検討した結果
妊娠中の旅行
「妊婦さんから”旅行に行ってもいいですか?”と聞かれたらどう答えますか?
が次回のテーマに決定しました!
手始めに次回までの宿題として
妊婦さんから旅行に行きますと聞かれたら、何を情報収集するのか
を考えてくることとしました
次回は2017年8月24日(木)です
次回も人数が少ないようでしたら、主催者の自宅で行おうかなと思っています
ご希望の方はお早めにお問い合わせよろしくお願いいたします
早いもので、30回目となりました。
よく続けてこれたなぁという気持ちとともに、
この勉強会の積み重ねで、普段の指導が整理され、スムーズになってきていると実感する日々です
今回も主催者の自宅で行いました
暑さのぶり返しとも思える日だったので、移動で気温の高低を経験する回数が少なく助かりました
まずは、助産師会から送られてきた「スキンケア」に関する小冊子についての共有や意見交換
実際の指導で直面した違和感などのディスカッションをしました
「抱っこ」指導書については、外部のデザイナーに編集を依頼中です
「抱っこ」パンフレットは内容がほぼ確定しましたので
配置のバランスやデザイン、使用している図を修正したりなど細かい調整をやりました
このパンフレットも当然シリーズ展開していくつもりでいますので
共通する項目についての検討もしました
そして、午後からは新しいテーマの指導書づくりがスタートです
前回の宿題は「情報収集する項目」を考えてくることでしたが
その中でわいてきた疑問、違和感などを丁寧に、丁寧に意見交換をしていきました
疑問、違和感を「理解したい」「伝えたい」ということを基本に
意見が食い違っても、それがどこからくるのかを考えよう、共有しよう
言葉にすることを心がけ、言葉にすることが許される
この意見交換がMBコラボの勉強会の特徴だなと改めて感じます
そして、テーマの修正が決まりました
タイトル:妊娠中のおでかけ、旅行
最初は旅行だけがテーマでしたが、何をもって旅行とするのかの考察から
実際の指導では宿泊を伴う行為だけでなく日帰りでのおでかけでも
「大丈夫かなぁ・・・」と思うこともあるので、そこも含めることにしました
そして「安全を守るため」の項目について意見交換が続き
安全にも二段階構えであるということを発見しそれを
「安全を守るための【必須の】情報収集/アセスメント/指導」と位置づけました
次回までの宿題は今回の内容を
「抱っこ」指導書のフォーマットをなるべく利用して
紙面展開していくことです
次回は2017年9月21日(木)です
主催者の都合で第3木曜日に実施いたします
次回はいつものように四条近辺のカフェで実施予定です
ご希望の方はお問い合わせよろしくお願いいたします